CAREER PLAN 01

大規模自治体の
DX実現

山口 雄陽

山口 雄陽 やまぐち ゆうひ

デジタルコミュニティ事業部
第一ビジネス統括部 第一営業担当

中途入社
2008年10月(契約社員)、2012年4月(正社員)
前職
インテリア業界営業
資格
ビジネス・キャリア検定経営戦略2級、ITプランニング・セールス

より良い暮らしに貢献できる仕事がしたいと思い、課題解決の仕組みを発想し、それを実現できるNTTデータに転職を決意。
デジタルコミュニティ事業部で「様々な人とのつながり」「自分への自信」「幸せな家庭」の3つを得た。自分の身近な人たちがより豊かで幸せに暮らしていける仕組みを提供し続けていきたい。

異業種からの転職ですが、
NTTデータで働きたいと思った理由を教えてください

社会の仕組みそのものを変えて、より良い暮らしに貢献できるような仕事がしたいと思ったからです。

前職はIT業界とは全く異業種であるインテリア業界でした。自社のインテリア商材を担当エリア内のさまざまな顧客(建設会社や建築設計事務所など)に提案し販売する営業担当に従事していました。そのなかで、お客さまの懐に飛び込み、個々のお客様に最適な対応を心掛けて信頼を得る営業スタイルを身に着けていきました。

転機となったのは働き始めて3年目の出来事です。大手ディベロッパーの手掛ける、健康と環境に配慮した新しいまちづくりを実現するため、地元の大学や関係企業を集めた研究会が開催されたときのことでした。担当エリアだったことから、私も「自社商材の宣伝になれば」程度の気持ちで研究会に参画しました。しかし、研究会では「いかにして良い街をつくるか」の議論が真剣に行われていたのです。「単なる宣伝のため」と考えていた私は、その時、大きな衝撃を受けました。
社会の仕組み自体を変革し、より良い生活に貢献できる仕事がしたい。
この経験以来、強く思うようになりました。

その後、多くの業界・企業を調べているなかで、NTTデータを知りました。特定の製品や技術に縛られることなく、社会課題解決に必要な仕組みを自由に発想し、実現できる場を提供してくれる。そこに魅力を感じ、転職を決意したのです。
NTTデータの社員ひとり一人の根底に「より良い社会を実現したい」という想いがあります。だからこそ、あらゆる業界を代表するお客さまと、長年にわたる信頼関係を継続ができているのだと感じています。
今後は業界・組織の壁を超えた共創や、データ利活用が益々重要になるでしょう。数多くのお客さまとの信頼関係こそが新しいビジネス創出の源泉になっていくと考えています。

デジタルコミュニティ事業部でのお仕事について
教えてください

デジタルコミュニティ事業部では、顧客営業チームでマネージャを担っています。そして現在、大規模自治体さま向けに大きくふたつの軸でビジネス拡大を進めています。
①お客さまのITインフラ環境の構築・運用。
「クラウドバイデフォルト」や「ゼロトラスト」の潮流のなかで、最新技術を活用して行政のデジタル変革をITインフラから支えています。
②行政サービスそのもののデジタル変革を実現すること。
主に教育や水道の領域を中心に、生活者視点で新しい価値の創出に取り組んでいます。

デジタルコミュニティ事業部の仕事は、社会の役に立っていることを実感できる仕事だと自信を持って言えるでしょう。特に近年のコロナ禍において、私たちが提供しているシステムやサービスが、お客さまである自治体の業務継続の支援や、人と人とのつながりの維持に貢献できていることを誇らしく感じます。
また、仕事をしている中で、お客さまからバイネームでご相談をいただくときは、自分も誰かの役に立てていることが実感できる瞬間です。そういうときは特にモチベーションが上がります。よりいっそう期待に応えられるように最善を尽くしています。

入社して苦労した点、どのように克服したか、
教えてください

前職では「決まったモノを決まった相手にたくさん売る」ことがミッションでしたが、NTTデータでは「社会課題の解決に貢献する新たな仕組みを提供する」ことが求められます。当初は必要な知識やスキル、マインドのギャップに苦しみました。
なぜ克服できたのか?を振り返ってみますと、担当させていただいているお客さまのためにできることを必死で追い求め続けたことが大きかったと思います。
お客さまが抱える課題をうかがい、上司や先輩、開発担当からの協力を得て解決策を提案する。そして地道ながら熱意を持って行動することにより、少しずつ信頼していただいている実感を得られるようになりました。
お客さまの課題を解決するためには、「お客さまのお客さま(エンドユーザ)」に目を向けることが大事だとよく言われます。
デジタルコミュニティ事業部のお客さまは行政であり、お客さまのお客さまは「生活者である“自分”」です。社会課題を自分ごととして捉え考えることができるようなったと感じています。

人生の目標はなんですか。その上で、
どのように自己実現したいと考えていらっしゃいますか

自分自身も含めて「自分の身近な人たちがより豊かで幸せに暮らしていける仕組みを提供し続けていきたい!」と考えています。
特に、子供が生まれ成長していくにつれ、課題先進国とも言われるこの国で、子供たちが明るく元気に自分の望む人生を歩めるような社会をつくりたいと思うようになりました。
私たちの生活を支えてくれるさまざまな行政サービスの利便性の向上や効率化と省力化の必要性は、ますます高まっています。
お客さまや社内外のさまざまなステークホルダーをつなぎ、最新のデジタル技術も活用した新たな仕組みを提供していきたいと思います。

この仕事だからこそ得られたことは
どのようなことでしょうか

デジタルコミュニティ事業部において、「さまざまな人とのつながり」「自分への自信」「幸せな家庭」の3つを得ることができました。
①「さまざまな人とのつながり」:この仕事だからこそ得られたことで一番大きいのは、お客さまとのつながりや、社内のさまざまな想い・スキルを持った人とのつながりを持てたことです。彼らは、自分が誰かの役に立てていると実感させてくれる相手であり、また、自分が実現したいビジネスに力を貸していただける心強い仲間でもあります。
②「自分への自信」:異業種からの転職で非常に苦労しました。しかし、諦めずに熱意を持って仕事に取り組むことにより、まわりからの信頼を得ることができるのだ。こう実感できるようになったことは、自分が成長する上で欠かせない経験だったと思います。
③「幸せな家庭」:NTTデータは、社員こそが財産だと考えています。それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できるように、働きやすい職場環境や自己研鑽の機会を提供しています。そのため、社会全体が働き方変革へのシフトを始める前から、労働時間短縮などに本気で取り組んできました。今ではテレワークも定着しています。おかげで、趣味である家庭菜園の野菜作りを子供と一緒に楽しめる時間が増え、充実したプライベートを送ることができています。

今、あらゆる業界や社会の仕組みがデジタル技術で生まれ変わる「時代の転換点」に私たちは生きています。
転職を検討されているあなたが働いている会社・業界や、普段の生活も劇的に変わっていくはずです。
その中で自分自身がどういう未来を望み、何を実現したいのかという強い「想い」を持つこと。その実現に向けて仲間を作り、自ら行動することが重要だと思います。

私も全くの異業種からNTTデータに転職し、最初は知識・経験不足で苦労の連続でした。
そんな中でも、自分の強い想いを持ってがむしゃらに行動し続けてきたことで、同僚やお客様からも信頼して頂き、仕事で社会に貢献できていると実感できるようになりました。

ぜひあなたの「想い」を私たちにもぶつけて下さい。そして、一緒により良い社会を実現しましょう。

2021年12月 インタビュー

ROAD MAP

新卒でインテリア業界へ

インテリア商材を担当エリア内の様々なお客様(建設会社や建築設計事務所など)に提案・販売する営業担当

研究会参加で新たな気づき

大規模な新興開発地域における産学官連携のまちづくり研究会に参加し、よりよいまちづくりを追求する考え方に衝撃

NTTデータへ転職

NTTデータは社会課題の解決に必要な仕組みを自由に発想して実現できる場を提供してくれると感じ、転職を決意

家庭菜園開始

趣味である家庭菜園での野菜作りを子供と一緒に楽しめる時間も増え、充実したプライベートを過ごす