公務員経験×ITで持続可能な地域社会を実現

2021年度入社
デジタルコミュニティ事業部
第一ビジネス統括部
スマートコミュニティ担当
課長代理

鶴岡 大希

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「今まで携わった業務と、NTTデータに入社してからはどのようなお仕事をなさっているか教えてください」イメージ

今まで携わった業務と、NTTデータに入社してからはどのようなお仕事をなさっているか教えてください

都道府県にて予算編成や市町村の財政運営支援などにトータル5年半ほど従事していました。
その後コンサルティング会社の地方事務所にて総合計画策定支援業務、地方創生に関する業務などを経験しました。

現在は地方創生の実現に向けた新規ソリューションの企画を行ってます。
観光分野、文教分野におけるソリューションの企画です。現在は、PoCを実施しつつ、商用化に向けた検討を進めています。

「なぜNTTデータのデジタルコミュニティ事業部で働きたいと思ったのでしょうか」イメージ

なぜNTTデータのデジタルコミュニティ事業部で働きたいと思ったのでしょうか

デジタルコミュニティ事業部は地方公共団体向けソリューションの開発・提供をしていたからです。
現在、日本の地方は、人口減少やそれに伴う税収減少など、様々なリソースが目減りする問題を抱えています。
地方創生・地域活性化を実現させるために、ICTの力が必要だと考え、IT業界を志望していました。
その中でNTTデータのデジタルコミュニティ事業部を選びました。

「NTTデータは他の会社と比べてどんな魅力があると考えていますか」イメージ

NTTデータは他の会社と比べてどんな魅力があると考えていますか

全社としては、社会や他者に対しての貢献意識が高い社員が多いと感じています。
このことがお客様と中長期的な関係性や信頼を築くことにつながっている点が魅力です。
また、私の所属するスマートコミュニティ担当に関しては、経験者採用が多いこともあり、各々の経験や専門性を尊重しながら、フラットに意見を出し合える雰囲気があります。

「行政からの転職ですが、どのような感想をお持ちでしょうか」イメージ

行政からの転職ですが、どのような感想をお持ちでしょうか

行政経験者の強みは、まず、お客様である官公庁や地方公共団体の内情を熟知していることです。また、多様なステークホルダーを巻き込み、利害調整を行いながら1つの施策に落とし込む能力も強みだと考えています。
NTTデータでは、お客様の課題から入り、その解決に必要なソリューションを提供する仕事をしています。そのため、内情をよく知る行政経験者の役目は重要だと思います。お客様の課題に寄り添い、伴走しながら、課題解決への支援を行うという面で強みを発揮できます。
また、ソリューションを開発・提供するには、社内外の関係者を巻き込みながら、協業していく必要があります。行政職員の時に多様なステークホルダーを巻き込みながら物事を進めた経験が活きると考えています。

「IT経験がなかったそうですが、入社して苦労した点、どのように克服したか、教えてください」イメージ

IT経験がなかったそうですが、入社して苦労した点、どのように克服したか、教えてください

ITに関する知識がゼロからのスタートであったため、最初は業務や業界知識に慣れるのに苦労しました。
しかし、他者貢献意識の高い社員が多く、他部署であっても、丁寧に自分の業務や専門分野についてレクチャーをしてくれます。
おかげでとても助けられています。自分自身でインプットできる情報はしっかり行い、その上で、得難い情報は他部署も含め、聞くことで自らの知識不足を補うことができると思います。

「人生の目標はなんですか。その上で、どのように自己実現したいと考えていらっしゃいますか」イメージ

人生の目標はなんですか。その上で、どのように自己実現したいと考えていらっしゃいますか

これまで自分を生み育ててくれた日本の地方が、少しでも持続可能なものになるように貢献していきたいという強い想いがあります。シンプルに「地方が好き」です。
群馬県で生まれ育って以来、大学時代と公務員時代は北海道、前職のコンサル時代は九州に住みました。様々な地域で暮らした経験が、自身の人間形成に大きく影響を与えたと感じています。
地域が持つリソースは減少しつつあるため、これらを効率的かつ有効に活用することが持続可能な地域社会を形成するために必要だと考えています。ITが得意とするのは、「見える化、マッチング、レコメンド」です。
適切な情報連携を行いながら、リソースを見える化し、これを必要とする人にマッチング・レコメンドする。それにより、地域の持続性を高めることができるのではないでしょうか。今後はこの仮説を実際に地域で検証していきたいと考えています。
行政職員⇒コンサル⇒Slerとアプローチを変えながらも、地域課題と向かい合ってきた経験を生かしつつ、地方創生や持続可能な地域社会の形成に向けてこれからも研鑽をしていきたいと思います。

「今の仕事はやりがいがありますか?」イメージ

今の仕事はやりがいがありますか?

苦しいながら、強いやりがいも感じています。
新規事業は失敗を重ねながらも、徹底的にPDCAを回すことで、より良い事業へとアップデートしていくものだと考えています。
しかしPDCAを回すためは、価値観、経済的・社会的状況など様々なハードルが存在するのも事実です。
一方で、こうした状況の中においても、チームや社内外の関係者を巻き込みながら、1つの答えに落とし込んでいかねばなりません。
この過程は、苦しいものではありますが、強いやりがいを感じるものです。
これまでの公務員、コンサルとしての経験を生かしつつ、粘り腰で挑んでいきたいと考えています。

鶴岡 大希

経験者採用、特に、異業種からの経験者採用だからこそ期待されていることがあると考えています。
それは、他の分野で培った経験を最大限に発揮し、社内に新たな風を吹き込むことです。
異業種ゆえに、日々の業務や業界知識へのキャッチアップに追われてしまう面もあると思います。しかしその中で、かつていた業界の情報・知識のアップデートを欠かさず、現在の仕事とのシナジー効果を出すこと。
それにより、自分の役割や居場所を築くことができると思っています。

2023年02月インタビュー

デジタル技術と、公共施設運営のリアルサービスを融合させた新規ビジネス企画を行っており、鶴岡さんはその中核として活躍しています。企画にはデジタル技術の精通とリアル世界での課題解決力が必要であり、鶴岡さんが公務員時代に培った社会課題に対する洞察力や課題形成の経験は私も同僚も刺激になっています。現在は社内のデジタル技術に触れる機会を活用して企画を進めており、入社1年程度でビジネスの具体案も見えてきました。

デジタルコミュニティ事業部 第一ビジネス統括部
スマートコミュニティ担当 部長 細野 竜也

上長からのコメント