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「CROSS TALK 02:インフラエンジニア」イメージ

CROSS TALK 02インフラエンジニア

一緒に社会を変えていこう

世の中が「オンプレミス」から
「クラウド・バイ・デフォルト」へ
大きく変革していく中、
20年以上のキャリアを持つマネージャーと若手2人が
インフラエンジニアの理想像を展望します。

技術者の仲間を募る
デジタルコミュニティ事業部の現場

市ノ渡 彰

自分は1993年に入社、ここ10年以上は自治体のシステムでインフラエンジニアとして働いています。開発と運用の双方にたずさわり、365日、良い意味での緊張感の中、お客さまにご満足いただけるように仕事をしています。二人はどんな仕事をしているのでしょう。

市ノ渡 彰

365日、良い意味での緊張感の中、お客さまにご満足いただけるように仕事をしている

市ノ渡 彰
デジタルコミュニティ事業部
第一ビジネス統括部
第一開発担当 課長
1993年度入社
携わっている業務地方自治体システムにおけるシステム基盤の開発担当
飯塚 英人

私は新卒時に別の会社に入りましたが、いったん僧侶になり、その後に経験者採用で、2018年、NTTデータに入社しました。今は自治体にかかわるシステムのインフラを手がけています。

鶴家 佳祐

2016年に新卒で入社して、今が5年目ですね。中央省庁の仮想基盤を提供するプロジェクトで、監視やセキュリティなどのサービスの設計と構築試験までを担当しています。

市ノ渡 彰

二人はお仕事にどう向き合い、どういう成長の手応えや、やりがいを感じているのでしょう。

飯塚 英人

お客さまの意向をしっかりとうかがい、それにできるだけ応えられるような提案をすることを、いつも念頭に置いています。

鶴家 佳祐

中央省庁のシステム基盤は、社会的に大きな責任があるシステムです。そのシステムを自分の力で支えているというところにやりがいを感じています。ミッションクリティカルなシステムであり、お客さまは品質を非常に気になさるため、こちらからそのお気持ちに寄り添い、よりよいシステムを作ることを日頃から意識しています。

鶴家 佳祐

社会的に大きな責任があるシステムを
自分の力で支えているというところに
やりがいがある

鶴家 佳祐
第二ビジネス統括部 第二開発担当
2016年度入社
携わっている業務中央省庁システムにおけるシステム基盤の開発担当
市ノ渡 彰

まず、第一にあるのは、お客さまにご満足いただくことですよね。他には、自分を成長させることや、新しい技術を取り入れる取り組み等をしていますか?

飯塚 英人

今まさにDCPF(Digital Community Platform)が登場し、クラウドへの移行が進んでいます。まだシステムの多くはオンプレミスで稼働していますが、クラウドの勉強をして資格取得を目指し、自分を成長させたいと思っています。

飯塚 英人

オンプレミスからクラウドへの移行が進む中、勉強や資格取得を通じ自分を成長させたい

飯塚 英人
社会基盤ソリューション事業本部
デジタルコミュニティ事業部
デジタル技術担当 課長代理
2018年度入社
携わっている業務地方税システムにおけるシステム基盤の開発担当
市ノ渡 彰

クラウドの勉強とは、技術面だけではなく、法律面やセキュリティも含んだものですよね。

鶴家 佳祐

私は今オンプレミスを主に手がけています。ただクラウド・バイ・デフォルト原則により、これからはクラウドの活用が求められています。事業部のインフラエンジニア強化の施策として、クラウド人財を育てるという目標もあり、自主的にクラウドを触って勉強しています。

飯塚 英人

単純に「クラウドを使ってシステムを作ればそれで良い」というわけではなくて、お客さまが気になさっている観点をしっかり押さえた上でクラウドを利用することが、大切だと思います。

スペシャリストとして期待される
インフラエンジンニア

市ノ渡 彰

インフラエンジニアについては、どのように捉えていますか。一般的にはサーバーだったり、ネットワークだったり、インフラまわりの設計や構築試験を行い、運用する人だと思いますが。

飯塚 英人

データベースやネットワークの専門性に深く入り込んでいくスペシャリストと、全体を俯瞰し、グランドデザインを描けるスペシャリストといった二つの方向性があると思います。

飯塚 英人

インフラエンジニアには、専門性を極める人、グランドデザインを描ける人のふたつの方向性がある

鶴家 佳祐

今までオンプレミスだったシステムがクラウドになってくると、AIのような新しい技術を突き詰めていくことも、今後は必要になってくるでしょう。一方でNTTデータでは、超大規模プロジェクトをマネジメントしていく能力も必要で、技術とマネジメントの双方を兼ね備えていることが、NTTデータのインフラエンジニアに求められるのではないでしょうか。

超大規模プロジェクトをマネジメントしていく能力も、技術とともに必要だと思います

鶴家 佳祐
市ノ渡 彰

行政サービスを提供する職員がハッピーになってほしいし、そのサービスを受けるすべての人にもハッピーになってほしいと考えた場合、技術を軸に考えるだけでなく、使う人やサービスを受ける人がどのように便利になるのか、それを視野に入れて作っていくことが求められています。NTTデータであれば、そうした能力を伸ばし、活かせるチャンスがあります。

市ノ渡 彰

NTTデータなら、システムを使う人のことを考えて作る能力を伸ばし、活かせるチャンスがある

デジタルコミュニティ事業部の
魅力とやりがい

飯塚 英人

そのチャンスは魅力的ですよね。同じ職場にもさまざまな分野や領域でのシステム開発の経験を持つスペシャリストがいるので、刺激を受けます。

鶴家 佳祐

スペシャリストとマネジメントというお話しをさせてもらいましたが、ハイブリッドな方もいれば、専門性を突き詰めている人もいて、社内では多様な人財が活躍しています。そうした方々と一緒に働いていく中で刺激を受けたり、知見をもらうことでメンバーの技量も向上し、チームにノウハウが貯まるところも魅力です。

市ノ渡 彰

二人がほかに現場でやりがいを感じるところはありますか。

飯塚 英人

公共系のシステムは、サービスレベルをきちんと保つことを最優先するため、実績やセキュリティを重視することがあり、最先端の技術の採用は見合わせるケースもありますね。しかし、それが逆に新たな技術の採用の余地があるとも考えていて、私たちがお客さまに代わって実績を積み上げ、リスクを排除して提案していくところに面白さを感じています。

飯塚 英人

お客さまに代わって最前線の技術に関する実績を自分たちで積み上げ、ご提案できることに面白さがある

市ノ渡 彰

お客さまが実現したいことや現状の課題に対する当社の実績や検証結果をもとにした導入提案を採用していただけたときは達成感を感じますね。お客さまに新しい技術が十分に活用され、さらに行政サービスが向上するなど、今まで以上にハッピーになってほしいし、我々もそういった提案をしたいと考えています。

飯塚 英人

お客さまがお持ちになっている“システムに対しての保守的なお考え” を、私たちの提案で変えていくお手伝いをしなければならないと思います。

鶴家 佳祐

私たちが取り扱うシステムは、もしも止まってしまったら、行政サービスに大きな影響を与えます。責任はとても重いものがありますが、社会インフラを構築し、支え、中央省庁や自治体といったお客さまを通して多くの方に貢献できていると感じることが、私のやりがいです。ゆえに使命感もあります。

これからのNTTデータに対して、
お客さまから求められる
インフラエンジニアとは

飯塚 英人

お客さまから期待されること、それは信頼できるパートナーであり続けることではないでしょうか。

鶴家 佳祐

その中でエンジニアに求められていることは、技術力があり、安定したシステムを作るというのが大前提です。それにプラスしてお客さまの技術の課題を解決し、将来のあるべき姿をともに描けることです。

市ノ渡 彰

お客さまの期待に応えるには「こういうことがしたいんだ」というお客さまのお考えを、うわべだけでなく聞き取る力が必要ですよね。求められているのは、お客さまの気づいていない隠れた要望をしっかり理解した上での提案だと思います。

市ノ渡 彰

お客さまに求められているのは、隠れた要望や問題に気付けるご提案

飯塚 英人

実際にお客さまにお話しをうかがうと、お客さまが課題として考えている範囲とは異なる領域の課題や影響の検討が必要になることがあります。またお客さまの業務内容を知り、非機能要件と言われる性能や拡張性、メンテナンス性など、安定性や可用性にかかわる要件を先回りすることも大切です。その上でNTTデータで知見を有しているクラウドに関する技術やネットワークの組合せ設計のノウハウを活かした検証、メーカーやベンダーを巻き込んだマルチベンダースキームによる技術交流のプレ検討などの情報提供はお客さまに喜んでいただけます。

市ノ渡 彰

お客さまの真の課題を引き出すことで、「プランBもあります」というご提案ができればいいと思います。本当の意味で、お客さまの想いを聞き出すことに、NTTデータとしてのインフラエンジニアの価値があるのではないでしょうか。

飯塚 英人

スペシャリティを目指す人財であっても、チームで仕事をする上で、コミュニケーション力は必要ですね。

鶴家 佳祐

さらにいろんな考えを持っている人がいるからこそ、まとめ上げる能力がある人もとても重要になってきます。他人を巻き込んで、ひとつのものを推進していく人です。

市ノ渡 彰

我々の事業部では、お客さまを大切に思い、チームワークを強くできる人に入ってきてほしい。そして今後お客さまに求められるインフラエンジニアを目指すには、我々のお客さまである行政機関の方や住民の方が幸せになることを念頭において、システムを安定的にご利用いただけるよう、お客さまと運用上の課題、新たなサービス向上といった能力をともに実現できる能力を高めていきたいと思います。

飯塚 英人

お客さまと良好な関係を長期にわたってつくっていきたいですね。お客さまから「NTTデータに任せてよかった」「今後も任せていきたい」と言っていただきたいですし。そのためにも信頼感を持続的に強くしていくことを目指したいです。

飯塚 英人

お客さまから『NTTデータに任せてよかった』と言っていただける関係を作っていきたい

鶴家 佳祐

私は、お客さまの業務全体を、共によりよい仕組みに変えていけるような人になりたいと思っています。

お客さまの業務全体を、共により良い仕組みに変えていけるような人になりたいと思っています

鶴家 佳祐
飯塚 英人

そうした考えを、デジタルコミュニティ事業部はしっかりと受け止め、自主的な能力開発や組織的な資格取得対策などさまざまな形でバックアップしてくれます。

市ノ渡 彰

お客さまの置かれている状況や背景を理解することで、お客さまが本当に何をしたいのか考え、その上で求められる要望や目標を聞き取り、単なる議事録の作成や回覧にとどめることなく、お客様の思いや、我々に対して求めている事を、チームメンバ全員に伝えていく事が重要です。
このチームワークを拡大しながらお客さまのご期待に応えるには、チームメンバ1人1人が納得して作業できる環境を作り上げることが必要です。
さらにお客さまとともに価値を最大化させていくためには、チームの仲間を増やしながら、チームの絆をより強固なものにしていくことが、これから求められていくでしょう。

2020年10月インタビュー